《profile》ムシニカマル
音楽で参加。
2006年結成。自分達にルーツがあることから、音楽を奏でる事は常に囚われているとの考え、バンド名を「牢屋に 入る」と言う意味の隠語でムシニカマルと命名。楽曲は其々が出すフレーズを元に全員で編曲し、「生きる」「死ぬ」「愛」をテーマにした歌詞で構成。自分た ちの「生きる」ペースを守りながら、演劇やクラブシーン等、ジャンルを問わず様々な分野で活動を展開。
−−関わることになったきっかけ。
劇団千年王國の舞台に楽曲提供をし、当時、劇団員だった柴田くんと親しくなりました。それからはボーカル、サックスの烏一匹が柴田くん個人の活動にて演奏することが多くなり、「いつか、バンド全員と柴田くんでやりたいね。」と話し合っていて、今回の舞台に関わることになりました。
−−作品について思うこと
子供の頃を思い出すような一面と、現在の社会生活に溶け込むような一面があり面白い作品です。幼少の頃に憧れたヒーローは、思春期に一度消えてしまいましたが、大人になって石ノ森章太郎の「仮面ライダー」の原作を読んで、ヒーローの背負うものに非常に興味を持ちました。それからヒーロー作品がまた好きになりよく見ています。この作品は大人になってからのヒーロー像が色濃いですね。
−−今回の音楽製作について
録音を使わずバンドをつかって芝居をやるので、ライブ感のある楽曲になるよう意識しています。 自分の考えるヒーローの音楽を表現できるよう、なるべく囚われないように意識していますが、逆にうんと囚われてしまう部分は受け入れて大事にしていきたいと考えて、つくっています。